大阪樟蔭女子大学の「堅志館」は、教育・研究および学生支援の拠点。このたび多様な学生・生徒が来訪する施設として、5Fトイレの改修を実施。快適性や利便性の向上とバリアフリー化を重視。男女共用トイレと多目的トイレを設置し、さらに女性トイレの機能を充実、快適性が向上された。

建築概要

所在地 大阪府東大阪市菱屋西4-2-26
施主 学校法人 樟蔭学園
設計 株式会社近創
延床面積 568.23㎡
階数 地上5階
構造 鉄骨造
竣工年月 (改修)2025年10月

特長

建物の特徴

「樟蔭学園」は、1917(大正6)年創立の女子教育機関であり、幼稚園から大学院までを備える総合学園。その中で、大阪樟蔭女子大学は「高い知性と豊かな情操を備え、社会に貢献し得る女性」の育成を旨としている。「堅志館」は、大学院臨床心理学専攻の研究室、附属カウンセリングセンター、学生相談室が設置された教育・研究および学生支援の拠点。竣工してから58年が経ち、改修前のトイレは、和式便器で湿式清掃。車いす使用者やさまざまな身体状況の方にとって使用が困難で、別階や別棟への移動を余儀なくされていたため、令和7年度文部科学省私学助成「防災機能等強化緊急特別推進事業(バリアフリー化工事)」を活用し、多様な学生・生徒が来訪する施設として、安心して利用できる環境へと整備された。

トイレの特長

改修前は、女性専用トイレで利用者は多くない状況だったため、改修に際しては、快適性や利便性の向上とバリアフリー化を重視し、必要最小限のブース数に再編しつつ、だれもが利用しやすい計画とする方針で検討。最終的なレイアウトは、入口側に男女共用トイレと多目的トイレを配置した共用のエリア、奥側は女性専用エリアに変更。各ブースは空間的なゆとりを確保し、手洗器や鏡、クリーンドライ、フィッティングボードを完備した個室完結型で、学生相談室に訪れる学生が安心して利用できる機能が充実。サインも教育機関としては利用者にとってわかりやすい表示であることを最優先とし、だれもが直感的に認識できるピクト、配色を採用。改修によりすべての利用者に配慮したレイアウトと設備が実現されている。

採用商品

掲載事例の画像や本文の無断転用はご遠慮ください。事例の内容は掲載時点での情報です。

事例(トイレ・洗面・浴室)一覧

Share
  • Facebookでシェアする

CLOSE